こんにちは
服部です。
毎日とても暑いのですが
みなさんお元気ですか?
さて、
一閑張りのご要望をいただきました。
ここで
解説をします。
・
一閑張り【梅】は、
初心者用です。
したがって、
竹かごに柿渋塗りに徹しています。
作り方DVDとレシピで、
解説しています。
・
一閑張り【竹】は、
中級者用です。
なので、
竹箕かごを2セット用意して、
柿渋塗りと、弁柄塗りを、
体験できるようにしています。
同様に、
作り方DVDとレシピで、
解説しています。
・
一閑張り【松】は、
上級者用です。
竹かご、竹箕かご(2セット)、丸かごと、
フルセット用意しています。
柿渋塗りと、弁柄塗りもご用意しています。
作り方DVDも、
竹かご用と、竹箕かご用、丸かご用と、
セットすると共に、おまけとして、
竹かごをセットするようにしています。
尚、一閑張り【松】は1万円以上なので、
送料無料サービスしています。
以上、一閑張りの解説でした。
希望される方はこちらから。
ありがとうございました。
本日は、
なぜ今、一閑張りなの?です。
【理由の①】
人気商品であるから。
実は2011年より根強い人気です。
【理由の②】
例年と違い今年は夏でも人気だから。
一閑張りは、
通常、秋から冬に人気があります。
ところが、
今年は、どういうわけか、
夏でも人気!
で、
酷暑の中販売しています。
【理由の③】
空き家の息子とイメージが合う。
あるお客様の感想です。
「一閑張りは、千家十職(せんけじっそく)のひとつ・・・」
「茶道をはじめとする侘び寂びのイメージが・・・」
「うら寂れた空き家にポツンと息子・・・のイメージに重なる・・・」と。
いろんな感想をいただき、
感謝デス(・・汗)
ありがとうございました。
こんにちは
服部です。
本日は、
一閑張り作りの醍醐味?です。
一閑張り作りの醍醐味は・・・。
なんといっても、
①長い歴史があって、
②侘び寂びの趣きのある作品を、
③自分で作れる点にあります。
と、いうのも・・・。
①長い歴史
その歴史は、16世紀に遡ります。
初代一閑は中国から、
日本に渡り、一閑張細工師として、
活動していました。
②侘び寂びの趣き
一閑張細工師は、
千家に出入りできる、
十の職のひとつとして、
選ばれていました(千家十職)
したがって、
茶道で名高い、
千家出入り業者として、
一閑張りには、
気品の高さがあります。
③自分で作れる
通常、
伝統工芸品は、
個人では簡単に作れません。
が、
一閑張りは、
素人でも簡単に出来ます。
特に、
身近なかごを、
丸型ザル箕型ザル.jpg
一閑張りにすると・・・、
このような↓趣きのある仕上がりに、なります。
丸型ザル箕型ザル柿渋弁柄.jpg
左上=竹箕型ザル弁柄塗り 右=竹丸型ザル柿渋塗り
左下=竹箕型ザル柿渋塗り
その変貌に感嘆します。
是非一度、
ご体験してみてください。
ありがとうございました。
こんにちは
服部です。
本日は、
お客様とのQ&A
です。
一閑張り作りの、作り方は簡単です。何せ・・・、
①半紙を糊付けして
②字入り和紙を糊付けして
③柿渋や弁柄を塗る
④柿渋はさらに重ね塗りする
これだけだからです。
ただ、
今までお買い求めいただいたお客様から、
3つのご質問【Q】をいただいていました。
まず、
【Q.1】紙が破れてしまいました・・・。
【A.1】
一閑張りの紙張りは、デリケートな作業です。
したがって、紙が破れないためには、
薄くて比較的強い半紙をお勧めしています。
(セットに入っています)
また、
糊(のり)の濃さもデリケートなのですが、
薄めて使うと破れにくいです。
(詳細は、DVDをご覧ください)
次に
【Q.2】乾燥も含めて、何時間(何日)かかりますか?)
【A.2】 「計5日要します」
具体的には、
・
まず、
竹かごに半紙と字入り和紙を貼ってから、
乾燥させるのに1日要します。
・
次に、
翌日、1回目の塗りをして、
乾燥させるのに1日要します。
・
これをあと3回繰返します(計4回の重ね塗り)
・
尚、
季節によっても、 異なります。
特に、
梅雨時期は湿気が多いので、
乾燥に時間がかかります。
最後、
【Q.3】図書館で、アマゾンで、探しましたが、ありません・・・。
【A.3】
一閑張りは千家十職でありながらも、
意外と、情報がわずかです。
そこで、
①紙の貼り方
②字入り和紙の貼り方
③柿渋の塗り方
④弁柄(ベンガラ)の塗り方
⑤柿渋の重ね塗りの方法を、
解説したDVDがお役に立ちます。
是非、ご活用ください。
この【3つのQ&A】を心得て作れば、
いずれドンドン作れるようになります!
是非一度、体験してみてください。
ありがとうございました。
一閑張り商品をお送りしました。
一閑張りは、
千家十職(せんけじっそく)のひとつです。
千家十職とは・・・
茶道で名高い千家の十の出入り業者のひとつとして
選ばれていたからです。
その一閑張り。
歴史は16世紀に遡ります。
初代、飛来一閑は中国から、
日本に渡り一閑張細工師として活動していました。
その後一閑張細工師として千家に出入りできるようになり、
十の職のひとつに選ばれました。
(ウィキペディアより)
したがって、
一閑張りには伝統工芸としての気品の高さがあります。
通常、
伝統工芸品は、個人では簡単に作れません。
が、
一閑張りは、素人でも簡単に出来ます。
特に、
身近なかごを、一閑張りにすると・・・
写真のような趣きのある仕上がりになります。
是非一度、
ご体験してみてくださいね。
ところで、先日、
「茶道をはじめとする侘び寂びのイメージが・・・」
「うら寂れた空き家にポツンと息子のイメージに重なる・・・」と。
コメントをいただきました(-寂-)
ありがとうございました。
乾燥したので第1回目の柿渋を塗りました。
「柿渋は何回塗るのがいいの?」
と、いうご質問が良くあるのですが
正解はありません。
「薄い柿渋の色合いがいい」
という方や
「濃い色がいい」
という方や
みんな好みが異なるからです。
さしずめ、
私は4回塗ります。
早速破れかけた竹かごが、
半紙や字入り和紙や柿渋で
変貌する過程を楽しんでいます。
ご質問をいただいていますので
お答えします。
Q3
柿渋を重ねて塗る際の時間的感覚は?
A1
「乾燥時間と同様」です。
<再掲>
Q2乾燥時間は?
A2約24時間です。
ただ、季節によってその時間は変動します。
次に塗る時ににじまない程度の乾燥具合がベストです。
と、いうことで
乾燥したら2回目の柿渋を塗り込んでゆく予定です。
また掲載します。
ありがとうございました。
お声をいただきました。
ありがとうございます。
【続けて学びたい場合の継続的なアプローチ方法も】
ご担当者様、はじめまして。偶然ホームページを拝見させて頂き、セットを購入いたしました。迅速にご送付頂き、すぐに作ることが出来嬉しく思っております。DVD付ということもあり、安心して作ることが出来ましたが、細かいポイント説明がなく、初心者としては、どれくらい糊を付ければ良いのか、乾燥の具合、柿渋を重ねて塗る際の時間的感覚が少々わかりづらかったです。大阪には一閑張りの教室があまり無いようですので、続けて学びたい場合の継続的なアプローチ方法も教えて頂ければうれしいです。
【大阪府 玉城典子 様】
【ご質問の回答】
このたびはご購入いただきありがとうございます。
ご質問の回答です。
Q1どれくらい糊を付ければ良いのか
A1具体的な分量を提示していなかったこと、お詫び申し上げます。実際には「薄く紙が張れる程度の濃さ」です。
Q2乾燥の具合
A2約24時間です。ただ、季節によってその時間は変動しますが、「次に塗る時ににじまない程度の乾燥具合」です。
Q3柿渋を重ねて塗る際の時間的感覚
A3乾燥の具合と同様です。
Q4続けて学びたい時のアフローチ方法は?
A4【梅】→【竹】→【松】が1つの流れですが、現在、お買い求めいただいた方の数人の方から教室開催のご希望をいただいています。この点についての具体的な方法は検討中です。
これらのご質問の詳細は近々、まとめて商品ページに掲載する予定です。
貴重なご質問ありがとうございました。
【空き家の息子】
静岡県の方から一閑張りのご照会をいただきました。
「和紙を分けていただけませんでしょうか」
●
ホームページ「空き家の息子」では、
【松】【竹】【梅】のセット販売が基本なのですが、
時々小分けのご注文もいただくので、個別に送付させていただいています。
●
今回も「そのように・・・」と思いながらお聞きした所
「無地の和紙がご希望」でした。
写真のように「空き家の息子」で扱っている和紙は「字入り和紙」です。
無地は「半紙」しかありません。
そこで「残念ながらお取り扱いしていません」とお答えしました。
●
ただ、「なぜ、空き家の息子の一閑張りは半紙なのか?」
ということで、ご説明させていただきました。
・
まず、一閑張りで注意する点は半紙の糊づけです。
また、その半紙も薄口半紙です。
一般的に習字で使われている半紙は厚口半紙です。
小学生が習字の時間に使う時、墨をたっぷり含ませて書いても破れにくいからです。
●
これに対し、空き家の息子の一閑張りは薄口半紙です。
それは、
・糊づけしやすい
・乾きやすい
・ちぎりやすい
からです。
静岡県のご照会の方は、
障害者の方に一閑張りを作ってもらい
行政と連携して販売されているボランティア団体の女性の方でした。
貴い活動に敬意を表します。
ご質問はお気軽にご連絡ください。
[受付]電話0836-39-8814
・月~金 10時~17時
・時間外は留守電でお受けし、営業時間内にお返事いたします。
ありがとうございました。